04 Apr 2013

podcast を聞きながら仕事をしていた話

Tatsuhiko Miyagawa’s Podcast

聞こう聞こうとおもって、でもめんどくさいなーと放置していた宮川さんの podcast。ふと思いたってこれを聞きながら仕事をしてると、思いのほか具合がよかった。もちろん、ちゃんと “聴く” のではなく作業しながら “聞き流す” スタイルだ。

ちょうど血糖値がさがってきて集中力がおちはじめる夕方から聞きはじめた。注意があちこちに散らばりがちになるコンディションだけど、自分の意識をうまくつなぎとめてくれていたと思う。普段だと気が散ったときにソーシャルメディアを見ちゃったり web 上の記事を読みふけってしまうけど、podcast に意識がむいてもすぐに戻ってこられる。

比較的単調な作業をしていたのも良かったと思う。やっていたのは API の小規模なバグフィックス。ただし追加するテストのテストデータを準備するのがちょっと面倒。何をすべきかが見えていて、そうそうハマることもなさそうな作業をさくさくとこなすのにマッチしたのだろう。

作業と、podcast を聞くことがだいたい半々だった。いい塩梅に内容が耳に入る、作業も進む。これが範囲の大きいデザインの検討とか、まだ答えが見えていない問題調査など、前述のバグフィックスにくらべて脳のリソース使う作業だったら、本当にただの BGM になってしまって、podcast の内容はなにも残らなかっただろう。ほどよく集中が途切れているので、ほどよく聞き流しができる。

ちょうど気になるフレーズが出ると意識がそちらに向いて、人間の認識力ってあらためて優秀だなとも思った。