18 Dec 2012

ブラウザのバグを見つけたときにやること

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  1. バグを見つける
    • 表示系のものならスクリーンショットをとっておく
  2. すでに報告されていないか調べる
    • ブラウザごとのバグトラッカーで検索してみる
    • サポートフォーラムなどコミュニティに相談してみる
  3. ブラウザの種類とバージョンの絞込み
    • 他のブラウザでは発生するか. 他のバージョンでも発生するか (stable を使っているなら beta や nightly でも見てみる等)
  4. テストケースの最小化
    • バグを再現させる最小のテストケースを作ります
    • 今回出会ったのは表示系のバグだったので, html / css を削りながら現象を再現させていき, 同じ現象が起こる最小の html を作りました
  5. バグの報告先とフォーマットの確認
    • ブラウザごとにバグ報告のガイドラインがあるはずなので, それを読めばどのように報告すればよいかわかるはずです
    • chromium は選択肢を選ぶといい感じに報告してくれるウィザードを用意していたりします
    • chrome / safari のバグの場合, どちらか特有のものなのか or いずれも再現するかに応じて, 報告先が chromium / webkit と変わります.
  6. レポートを書く
    • バグを発生させる操作手順
    • 発生する事象
    • 期待している動作
    • 上記を再現する最小のテストケース
    • 必要に応じてスクリーンショット
    • その他ガイドラインに応じて
  7. 報告する

主要ブラウザの報告ガイドラインと報告先

各ブラウザのリリースチャンネル

異なるバージョンの共存はこちらが参考になります (Mac の場合)

MacをJavaScriptの開発環境にするメモ - os0x.blog