16 Aug 2008

eclipseでC/C++開発環境を整える

windows XP 上でeclipseをつかったCの開発環境をつくりました。

ながれ

  1. MinGWのインストール
  2. jreのインストール
  3. eclipseのインストール
  4. eclipseの日本語化
  5. hello worldを書いてみる

MinGWのインストール

まずcの処理系を準備する必要があります。今回はMinGWというのを入れてみます。

SourceForge.net: Files

こちらからexeをダウンロードして、ウィザードに従ってインストールするだけです。簡単です。

jreのインストール

Sun Microsystems から Java ソフトウェアをダウンロード

こちらから適当なものをダウンロードしてインストールします。こっちもインストーラがあるので簡単です。

eclipseのインストール

Eclipse Downloads

こちらから適当なものをダウンロードします。ふつうは「Eclipse IDE for Java EE Developers」を選びますが、今回はC/C++の開発ということで、「Eclipse IDE for C/C++ Developers」を選択しました。

ダウンロードしたアーカイブを解凍するだけで準備完了です。必要があれば任意のディレクトリに移動しておきましょう。とくにインストーラなどでインストールする必要はありません。

eclipseの日本語化

Pleiadesというプラグインで日本語化ができます。

Pleiades (Eclipse プラグイン日本語化プラグイン)

まずはこちらからダウンロード。今回僕は最新版の「Eclipse 3.4 Ganymede」なので、Pleiades本体も最新版をダウンロードしました。

ダウンロードしたzipファイルを解凍し、中身を先ほど展開したeclipseのフォルダへ上書きします。その後、同ディレクトリ内の「eclipse.ini」の最終行に次を追記します。

-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

これですべての準備が完了です。

hello worldを書いてみる

eclipseを起動し、新しいプロジェクトを作成。「Cプロジェクト」という画面で、「実行可能」 - 「Hello World ANSI C プロジェクト」を選択。あとは適宜入力し、最後に終了ボタンを押します。

そうすると、もうすでにハローワールドと表示するプログラムができてます。左側にある「プロジェクト・エクスプローラー」から「src」フォルダ内をみると、コードがすでにあります。

あとは実行するだけです。いやー統合開発環境ってすごいですね。


参考

FrontPage - EclipseWiki

C/C++の開発環境を整備:MinGWとEclipse CDT - builder by ZDNet Japan