開発版 screen の導入
縦分割がないと業務がつらいので重い腰を上げて開発版を導入. tmux に移るか迷ったんですが今回は screen 継続にしました. 環境は CentOS です.
インストール
ソースから入れるしかありません.
ソースを持ってくる
git clone git://git.savannah.gnu.org/screen.git
ビルドする
今回はホームディレクトリ以下に置いておきたい (/usr などには入れたくない) ので configure 時にそのようにします
$ cd screen/src $ ./autogen.sh $ ./configure --prefix=$HOME $ make今回は ncurses-devel が無くて configure 時に怒られたので別途インストールしました.
こういうエラーが出た:
configure: error: !!! no tgetent - no screensudo yum install ncurses-develでインストールバイナリが screen/src/screen にできているので好きな場所に置いてパスを通せばOK.
今回は
~/binに置きました$ screen -v Screen version 4.00.03 (FAU) 23-Oct-06 $ bin/screen -v Screen version 4.01.00devel (GNUcbaa666) 2-May-06
縦分割をやってみる
以下はエスケープキーが a の場合
C-a |で縦分割C-a Sで横分割C-a C-iで画面間を時計回りに移動C-a Xで分割した画面を閉じるC-a Qで 1 画面に戻す (emacs のC-x 1のような動き)
感想
キーバインドを覚えるのが面倒なので emacs ふうにカスタマイズするか検討中. 画面がたくさんあるとややこしくて使いこなせないのでいざというとき (複数ホストで tail やら top して見比べたいなど) だけ分割するのが自分にはいいかもしれない. がこれも慣れの問題なのかもしれない. グローバルな画面を分割するんじゃなくて, ある画面の中を分割するようなことってできないのかな. ともかく横分割しかできない頃は不便で仕方なかったのでよかった.
ほかにもいろいろできるらしいので徐々にカスタマイズしていこう.