04 Apr 2012

ip_conntrack メモ

  • iptables を使うとき, ip_conntrack というテーブルで tcp のセッションを管理している

  • 上限値は 65536 で, 最近のスペックのマシンだとこの数はネックになりがち

    • ソフトウエアロードバランサにしているサーバとか, とにかくリクエストをうけるサーバは注意しておく必要がある
  • 上限値は procfs でみる

    • /proc/sys/net/ipv4/ip_conntrack_max
    • ipv4 ってついてるので, v6 はまた別なのかも
  • ip_conntrack_max を超えると syslog にログがでる

    • /var/log/message か dmseg あたりにこんなのが出るらしい

      ip_conntrack: maximum limit of 65536 entries exceeded
      
  • 設定は /etc/sysctl.conf に書いて sysctl -p か, procfs に直接書きこんでもいいらしい

    $ sudo sysctl -p
    $ echo '100000' >  /proc/sys/net/ipv4/ip_conntrack_max
    
  • 現状値確認はこれらしい. ちょっと自信なし

    $ cat /proc/net/ip_conntrack | wc -l
    
  • 350 byte / 1接続 (swap 領域は使用できない) 使うらしいのでメモリも考慮

  • 再起動しても設定がクリアされないように, /etc/sysctl.conf に書いておくといいみたい

    net.ipv4.netfilter.ip_conntrack_max = 2000000
    

iptables

  • よくわかってないから実装追いたいけど優先度は低い.
  • パケットフィルタリングだけじゃなくて NAT もやるらしい
  • Linux のもの
  • kernel 2.4 以降だとnetfilter ってのが下にいるらしい

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