homesick を導入してみたが
ドットファイルをはじめホームディレクトリ以下の設定ファイルの管理。いままでは Dropbox においてリンクを張って使っていた。homesick という gem でその辺の管理をしているひとも多いと聞いて、ちょっと試してみた。
homesick は、要は github 上にある設定ファイルを pull してリンクしているだけ。homesick コマンドを通じて統一的に commit や push は一応可能。
使い方としては、
github に dotfiles などを管理するリポジトリを作って push しておく
- home というディレクトリの下にファイルを置く規約
- home 以下のすべてのファイル・ディレクトリの symlink をホームディレクトリにはってくれる。よって dotfile だけではなくディレクトリなどホームディレクトリ直下に置きたいものならなんでも対応可能
homesick をインストール
gem install homesick
dotfile 管理リポジトリをクローンする
gem clone cou929/dotfiles
ホームディレクトリへ symlink をはる
homesick symlink dotfiles
準備はこれで OK
何かファイルの管理は以下のように行う
pull
homesick pull
手元の diff を確認
homesick diff
手元の差分をコミット
homesick commit
push
homesick push
リポジトリは ~/.homesick/repos/
に clone されている。何かのミスで手元でコンフリクトした場合などは、最悪ここに入って直接 git コマンドをたたけばよい。
感想
このように、この方法はそんなにシンプルではない。dropbox or github + 手製の管理スクリプト (symlink はるだけ) とそれほど手間は変わらない。(もちろんそういう野良管理よりは少し楽だけど、劇的ではない。) 一応今のところ使い続けているが、このような使い方をする分には、そんなに旨味を感じないツールだった。