Google JavaScript Style Guide 和訳をリビジョン 2.93 にあわせて修正しました
Google JavaScript Style Guide 和訳
Google JavaScript Style Guide の本家の更新に和訳も追従した。
主な変更点
クリティカルな修正が多かった。そもそもの言語仕様の間違いが二点と、脆弱性につながるルールの修正。
NaN == NaN
がtrue
になるという 間違った記述 の修正- セミコロン省略時の自動挿入について。二項演算子の前には自動挿入されないが、されるという前提のルールになっていた。そのためルールの必然性がなくなってしまった。
- その旨をコメントに記載しつつ、一貫性のため過去と同じルールでこれからも行くことになった。
eval()
の利用を JSON のパースに利用することを禁止。普通にJSON.parse()
を推奨するように。- JSON を
eval()
でパースすると、悪意のあるコードが実行される脆弱性になる。その旨も追記されている。
- JSON を
ところで、いままで google code 管理だったのが、いつのまにか GitHub に移行していた。この Issue によると今年の 5 月頃からのよう。
使い慣れた画面で diff などが見られるので基本的に歓迎なのだけど、過去のコミットの日付が古いように見えるのが気になる。今回更新した 2 コミットも、どちらも 2013 年ということになっていた。
参考
- 原文の diff
- 訳文の diff
JavaScript 第6版
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