「コンピュータの名著・古典100冊」のリストと電子書籍がほとんど無いこと
「コンピュータの名著・古典100冊」が安価に kindle で出ていたので読んだ。
いくつか読んでみたいものもあったが、この本は古典かつ原典なチョイスをするという方針なので、とにかく厚い本がおおい。そこで紹介されている書籍のうち kindle 化されているものをリストアップしてみたのだが、これがほぼ壊滅状態で悲しかった。
kindle 化されているもの
kindle 化されているものはこの 6 冊のみ。ちなみに本編の 100 冊だけでなくコラムや巻末で詳解されている書籍も対象にした。本編だけにしぼると一冊だけだった。原著の kindle 版を含めるともっと増えるが、今回は日本語版があるものだけにしぼった。
そもそも紹介されている書籍の 2 割くらいはすでに絶版になっているものだ。もちろん図書館などで入手することはできるが、厚い本を貸出だけで読み切るのはじっさいのところ厳しい。せっかく読もうと思ってもこうした障害に邪魔されるのは、なかなか気分が盛り下がるものだ。よりいっそう電子化の流れがすすめばいいなとおもう。
紹介されている書籍のリスト
ちなみに今回のリストは、紹介されている書籍のタイトル一覧だけを頑張って手作業でつくって、あとは phantomjs で適当にスクレイピングし半自動で生成した。せっかくなので本編 + コラムで登場した書籍のリストを以下にだらだらとはっておく。